こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。




昨日、潜在意識の力で

「要らないものを飛ばす」方法

について書きました↓

「初飛ばしとその方法」



今日は、何故そんな事ができるのか?
についての種明かしです。

それは、私自身の
”弱点”=「陰」と、
大いに関わりのある問題なので、
まずは弱点について書き始めます。


弱点というのは、幼少期に作られます。


なので、今回、話が子供時代に遡ります。


全部書くと、非常に長くなるので、

詳しい経緯は、別の機会にします。


さて、すでにご存じの方も多いのですが、
うちは、母子家庭でした。

私が3才の時、父が借金作って逃げたんです。

専業主婦だった母は、当時妊娠中。

そんな状況で、母は、いきなり働かねばならない

窮地に追い込まれました。


私は子供の頃から、お母さんが大好きでした。

いつも傍にいてくれて、
私を暖かく受け容れてくれる存在でした。

父が居なくなり、
母が仕事を始め、
弟が生まれたら、
そんな状況は一変です。

必然的に、私にかけてもらえる時間が

激減する事になりました。

頭では、分かっています。

お母さんは忙しい。
お母さんは大変や。
私は、邪魔にならないように、ちゃんとしないと。


でも、心の中では、

訳の分からない悲しみが生まれていたんです。


当時は、弟ばっかり世話するお母さんは

弟の事が好きで、
私の事はどうでもええんや、
と感じてしまっていたのです。

大人になってから考えれば、

事実は全く違う、という事が分かります。


生まれたばかりの赤ちゃんを

世話するのは当たり前の事ですし、
その上、仕事もしていたのですから、
かまってもらえなくて当然です。


しかし、その悲しみは、やがて、

私をかまってくれない、
つまり愛してくれない母に対する
憎しみ、そして恨みへと変っていきました。


小さい頃、母に対する気持ちを、

泣きながら手紙に書いた事があります。

「なんで、お母さんは弟ばっかり可愛がるねん。

私の事なんか、ホンマは嫌いなんやろ?」
という内容です。

でも、渡すことなく、破って捨てました。



こんな手紙をもらったら、お母さんが苦しむやん。。。




こうして、私の中で、母に対する

「好き」と「嫌い」という思いが
”分裂”していったのです。


潜在意識の中で、母を

“all good mother”=大好きなお母さん と
“all bad mother”=大嫌いなお母さん
に分けてしまい、

大好きや~
ラブラブと感じた時は、今は良いお母さん
憎しみむかっを感じた時は、今は悪いお母さん 


分けることによって、自分を納得させていったのです。



これは、

「母に見捨てられる」という不安から、

自分を守るための起こる防衛です。



この構図は、そのまま自分に投影されます。



“all good mother”=良い自分

→愛されている、認められていると実感できる、
安全に生存できる状態



“all bad mother”=悪い自分

→腹が立つ、恐い、憂うつになる、無力感など、
存在を否定されるような状態


これが、私の中の
「陽と陰」です。





“all bad mother”が現れると、恐いのです。

だって、存在できなくなりますから。

なので、無意識に、排除しようとします。



それが、ポジティブ、前向き、努力家

と言われる私を作っていきました。

常に「正しい」と思われる方向に、自動的に

私を引っ張っていくのです。


ですから
、「正しくない」
つまり「bad」な事は、
決して、私の世界に存在してはならないのです。



「出来ません」と言えないのも、そのせいです。




もちろん、私の潜在意識の中にも、

badな部分は沢山あります。

でも、それを見ないように、そして

無いものとして、大人になったのです。




腹が立つ、恐い、憂うつな感じは、

私の中に、存在してはいけないものです。



だから、セクハラや、いじめや、

不快なものを自分の世界から排除する力が、
人よりかなり強いのだと思います。



逆も真なりです。

私の周りには、自然と素敵な人ばかりが
集まってくるようになります。

私と似たような体験を持つ方は、

潜在意識の力を、すぐ使えるのだと思います。




”分裂”していない、いわゆる健全な方は、

使う必要がないので、無理かもしれません。

不快なものがあっても、大丈夫なんですもん。



さて、
”分裂”に気付いてしまった私は、
これから
”統合”に向かわねばなりません。



タロット占い師&フラワーデザイナーのり子のブログ







これは、OSHO禅タロットの
ⅩⅣ 「統合」というカードです。


自分の中で分裂してしまった、陰と陽。


つまり、

「光の部分=強み」 と
「陰の部分=弱点」 の
統合を、これから目指していきます。



この「自己統合」こそ、結婚の意味だと
私は感じています。


統合のためには、

私の陰を映す
『鏡』そして、
badな私をそのまま受け止めてくれる
『器』

つまり、パートナーの存在が不可欠です。




いつか、続きを・・・。



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